元気堂ブログ

2023.03.25更新

背骨は上から首の骨が7個、胸の骨が12個、腰の骨が5個、更にその下に仙骨というお尻の真ん中になる骨があります。

その中で背骨の圧迫骨折が起きやすいのが、胸の骨の上から12番目の骨です。

何故かといいますと、12番胸骨の上下の骨と骨の関節(つながり)の構造が同じではないので、動きのベクトルが変わって

力学的に骨にストレスがかかるためです。因みに背骨の前側が潰れるように折れます。

 

投稿者: 元気堂

2023.03.21更新

健康のためには、食事の量や内容に気をつけることが大切ですが、食事をとる時間も健康に大きく影響することが分かってきました。
これは、食事をとるタイミングが体内時計の調整に関わっているためです。
この食事をいつ食べるかに着目したのが「時間栄養学」です。
人間の体内環境は、ほぼ24時間周期で変動しています。この仕組みが「体内時計」です。
体内時計の働きは、脳内の中枢時計と心臓、胃、皮膚、血液など臓器や組織にある抹消時計など、細胞一つ一つに存在する時計遺伝子がつかさどっています。
生活のリズムの変化などで体内時計が乱れると、倦怠感や肌荒れ、老化の原因になるなど、体に様々な影響を及ぼします。
さらに、肥満や糖尿病を悪化させたり、発ガンのリスクが高まる可能性があるとの報告も有ります。
体内時計を乱さないためには、「体内時計に合わせた食事」と「体内時計を合わせる食事」を心がけることが重要です。
それぞれの臓器は、体内時計によって活発に働く時間や休憩する時間か決まっています。
〔朝食〕
朝食には体内時計のずれをリセットする役割が有ります。
朝食は起きてから1~2時間以内が理想です。
朝食はその日を活発に送るための重要なエネルギー源になるので、欠かさずに食べましょう。
タンパク質と糖質を十分に取りましょう。
〔昼食〕
小腸や肝臓、すい臓などの消化・吸収に関わる臓器は、日中に最も活動的になります。
昼食は朝食を食べてから5時間後程度が目安です。
食物繊維を多めに、高脂質の食事は昼食で取りましょう。
〔夕食〕
夜は消化・吸収に関わる臓器の活動量が低下します。食事の時間が遅くなるほど内蔵への負担は大きくなります。
夕食は朝食を食べてから10〜12時間後ぐらいを目安にしましょう。
カロリー控えめな食材を中心に取りましょう。
もし仕事で遅くなる時は、主食を早めに食べて、帰宅後に主菜・副菜を食べましょう。

以上、NHKの「きょうの健康」を参考にさせていただきました。

                                       

 

 

投稿者: 元気堂

2023.03.20更新

 


みなさん、こんにちは。スタッフの師走です。
例年より比較的寒かった印象の今冬でしたが、暦は早くも3月です。
当院近くの深川不動尊。出勤前のお参りがルーティンです。

深川不動尊の様子。 

さて、さる3/5(日)には、4年ぶりの大規模開催の東京マラソンがありました。
永代通りの交通規制は毎年の風景です。

 封鎖道路

 

「大規模開催」とは言え、これがコロナ前の従来の形ですが、ようやく世の中も落ち着きを取り戻しつつあるようです。
当院のあるビルの前も、警察の車両が停まっていました。

警察


幼少期に憧れた警察の車両に寄って撮影。
残念ながらランナーの姿は、施術が立て込み撮影出来ませんでした。

寄り 


マラソンの翌週3/11(土)のことでした。自宅近くで冬眠明けのカエルを発見。

春の訪れを感じます。

ヒキガエル負けるな一茶 


今年は3/14(火)に東京の桜(ソメイヨシノ)の開花が報じられました。
深川公園の桜の開花状況(3/19(日)撮影)。
今年は久しぶりに桜の木の下で盃を傾けられる社会状況とも言われていますね。

深川公園の桜


そんな楽し気な春ですが、春には暗黒面もありますよ、という方もいることでしょう。
そうです。もはや国民病ともいわれている「花粉症」のシーズンです。
すでに春の季語ともなっているそうです。
花粉症の方は無理せずに、医療機関の受診が何よりです。
やはり薬剤の切れ味には目を見張るものがあります。

 ロラタジンシングレアナゾネックス

花粉症は、鼻や目がつらい・鼻詰まりで眠れないことによって仕事や学業など生活に支障をきたします。
「インペアード・パフォーマンス」と言われています。
最近の薬剤は眠くなりにくいものもありますので、未受診の方は検討してもいいかもしれません。
それでも薬剤による若干の「インペアード・パフォーマンス」も言われてはいますが、花粉症の症状放置よりは良いと思います。

さて、毎年のように「花粉飛散量最多」が言われていますが、今年は症状の出方が強いと、花粉症歴21年目の筆者は感じています。
今まで平気だった方も急に出ます。筆者も忘れもしない2002年2月25日の午前5:30ごろが「花粉症になった」瞬間でした。
くしゃみが一度出始めたら止まらなくなり、そこから現在に至っております。
「花粉症に効くツボないですか?」は鍼灸師なら、少なくとも一度はされる質問です。
多様な花粉症への施術の考え方があります。一つの考えとしては、体質は人それぞれですので、その人ごとに体調を整える施術(決まったツボはありません)をし、患者さんご本人にも腹八分目を心掛け、水分摂取や飲酒、喫煙を控えていただき、睡眠時間の確保を・・・と聖人でもなければできない体調管理が出来たら苦労しないわけです。
人間、ついつい食べ過ぎたり、吞みすぎたり、夜更かししたり、タバコに頼ったりしてしまうものです。人間の弱さですが、対する筆者のスタンスは「それはしょうがない」です。
ご本人が何とかしようとしないのであれば、こちらが改めさせようとか責めるとかしても、あまり意味はなさそうです。
我々は、弱さに寄り添えばいいんじゃないか、と考えています。だって人間相手ですから。
花粉症には、基本的には薬剤の対症療法を行いつつ、誰でもどこでもできる「耳つぼ」の刺激を提案しようと思います。
ツボの場所は耳の穴の前にある、後ろに飛び出ている部分の先端です。「副腎(ふくじん)」というツボです。

 耳つぼ


副腎は腎臓という臓器の上にある器官です。

 じんぞー

 

 

副腎は何をしているかというと、いくつかのホルモンを分泌しています。
その一つが副腎皮質ステロイドです。効果はアレルギー・炎症の鎮静化です。

ふくじん


よく耳にする、アトピー性皮膚炎や喘息治療に使われている「ステロイド剤」はこのホルモンを化学的に合成した薬剤です。
私たちは外から摂りいれることなく、自前のステロイドホルモンを持っているのです。
例えば運動後に軽く起こる関節の炎症などをこれで癒しているのです。
上述の耳つぼを刺激することで、副腎が副腎皮質ステロイドを分泌する、と考えられています。
当院でも取り扱っている「マグレイン」という器具、シールになっており、裏には金属の粒がついています。

 まぐれいん

 

シール

これでツボを常時刺激するわけです。

粒


ですが、わざわざこれを貼らずとも、気が付いたときに指で耳のつぼを揉んだり押したりして刺激すれば良いです。
花粉症に限らず、薬剤を服用するだけでなく、「自分から積極的に自分の身体に治療的なアプローチをしている感覚」は大事です。
自分で自分の身体に働きかけることができる、というのは安心感にもつながります。
すでに東京はスギ花粉の飛散のピークです。飛散がある3月いっぱいは耳つぼの刺激をしながら、何とか乗り切りましょう。
筆者はヒノキ花粉症もあるので4月末まで頑張ります。

 

投稿者: 元気堂

2023.03.20更新

 


みなさん、こんにちは。スタッフの師走です。
例年より比較的寒かった印象の今冬でしたが、暦は早くも3月です。
当院近くの深川不動尊。出勤前のお参りがルーティンです。

深川不動尊の様子。 

さて、さる3/5(日)には、4年ぶりの大規模開催の東京マラソンがありました。
永代通りの交通規制は毎年の風景です。

 封鎖道路

 

「大規模開催」とは言え、これがコロナ前の従来の形ですが、ようやく世の中も落ち着きを取り戻しつつあるようです。
当院のあるビルの前も、警察の車両が停まっていました。

警察


幼少期に憧れた警察の車両に寄って撮影。
残念ながらランナーの姿は、施術が立て込み撮影出来ませんでした。

寄り 


マラソンの翌週3/11(土)のことでした。自宅近くで冬眠明けのカエルを発見。

春の訪れを感じます。

ヒキガエル負けるな一茶 


今年は3/14(火)に東京の桜(ソメイヨシノ)の開花が報じられました。
深川公園の桜の開花状況(3/19(日)撮影)。
今年は久しぶりに桜の木の下で盃を傾けられる社会状況とも言われていますね。

深川公園の桜


そんな楽し気な春ですが、春には暗黒面もありますよ、という方もいることでしょう。
そうです。もはや国民病ともいわれている「花粉症」のシーズンです。
すでに春の季語ともなっているそうです。
花粉症の方は無理せずに、医療機関の受診が何よりです。
やはり薬剤の切れ味には目を見張るものがあります。

 ロラタジンシングレアナゾネックス

花粉症は、鼻や目がつらい・鼻詰まりで眠れないことによって仕事や学業など生活に支障をきたします。
「インペアード・パフォーマンス」と言われています。
最近の薬剤は眠くなりにくいものもありますので、未受診の方は検討してもいいかもしれません。
それでも薬剤による若干の「インペアード・パフォーマンス」も言われてはいますが、花粉症の症状放置よりは良いと思います。

さて、毎年のように「花粉飛散量最多」が言われていますが、今年は症状の出方が強いと、花粉症歴21年目の筆者は感じています。
今まで平気だった方も急に出ます。筆者も忘れもしない2002年2月25日の午前5:30ごろが「花粉症になった」瞬間でした。
くしゃみが一度出始めたら止まらなくなり、そこから現在に至っております。
「花粉症に効くツボないですか?」は鍼灸師なら、少なくとも一度はされる質問です。
多様な花粉症への施術の考え方があります。一つの考えとしては、体質は人それぞれですので、その人ごとに体調を整える施術(決まったツボはありません)をし、患者さんご本人にも腹八分目を心掛け、水分摂取や飲酒、喫煙を控えていただき、睡眠時間の確保を・・・と聖人でもなければできない体調管理が出来たら苦労しないわけです。
人間、ついつい食べ過ぎたり、吞みすぎたり、夜更かししたり、タバコに頼ったりしてしまうものです。人間の弱さですが、対する筆者のスタンスは「それはしょうがない」です。
ご本人が何とかしようとしないのであれば、こちらが改めさせようとか責めるとかしても、あまり意味はなさそうです。
我々は、弱さに寄り添えばいいんじゃないか、と考えています。だって人間相手ですから。
花粉症には、基本的には薬剤の対症療法を行いつつ、誰でもどこでもできる「耳つぼ」の刺激を提案しようと思います。
ツボの場所は耳の穴の前にある、後ろに飛び出ている部分の先端です。「副腎(ふくじん)」というツボです。

 耳つぼ


副腎は腎臓という臓器の上にある器官です。

 じんぞー

 

 

副腎は何をしているかというと、いくつかのホルモンを分泌しています。
その一つが副腎皮質ステロイドです。効果はアレルギー・炎症の鎮静化です。

ふくじん


よく耳にする、アトピー性皮膚炎や喘息治療に使われている「ステロイド剤」はこのホルモンを化学的に合成した薬剤です。
私たちは外から摂りいれることなく、自前のステロイドホルモンを持っているのです。
例えば運動後に軽く起こる関節の炎症などをこれで癒しているのです。
上述の耳つぼを刺激することで、副腎が副腎皮質ステロイドを分泌する、と考えられています。
当院でも取り扱っている「マグレイン」という器具、シールになっており、裏には金属の粒がついています。

 まぐれいん

 

シール

これでツボを常時刺激するわけです。

粒


ですが、わざわざこれを貼らずとも、気が付いたときに指で耳のつぼを揉んだり押したりして刺激すれば良いです。
花粉症に限らず、薬剤を服用するだけでなく、「自分から積極的に自分の身体に治療的なアプローチをしている感覚」は大事です。
自分で自分の身体に働きかけることができる、というのは安心感にもつながります。
すでに東京はスギ花粉の飛散のピークです。飛散がある3月いっぱいは耳つぼの刺激をしながら、何とか乗り切りましょう。
筆者はヒノキ花粉症もあるので4月末まで頑張ります。

 

投稿者: 元気堂

2023.03.09更新

排尿に関するトラブルはいろいろあります。

その中で、尿漏れについて取り上げてみます。

尿漏れは女性に多いです。
それは、以下の理由によります。
●尿道の構造(短い)
●妊娠で膀胱を圧迫
●膣と尿道が接近しているので女性ホルモンの影響を受けて弾力性が変化する(月経、
更年期障害、閉経など)
●出産で骨盤底筋がゆるむ

尿漏れの原因はいくつかありますが、骨盤底筋体操で改善できる場合があります。
簡単なので試してみてはいかがでしょうか。
具体的な方法は以下の通りです。

1)リラックス
  深呼吸をしたり、思い切り体に力を入れて脱力してみてください。
2)リラックスしたまま背筋を伸ばし、足を肩幅に開きます。
3)肛門を締める、次に膣も締めます。
  締めるというより体の中に引っ張り込む感覚です。
4)そのままゆっくり五つ数えます。
  ずっと締めていられない人は締めたりゆるめたりしましょう。
  筋力が付くと長く締めていられます。
5)ゆっくりゆるめます。
1)〜5)を繰り返します。

目安は一日100回以上。
一度にやらなくても何度かに分けても大丈夫です。
どこを締めていいかわからない人は排尿中に尿を止めてみましょう。
早ければ2週間、遅くても1年で効果が出ます。
治っても元に戻らないように習慣として続けましょう。
コツがわかれば、椅子に座っても、寝転がっても、歩いていても行えるようになります

投稿者: 元気堂

2023.03.09更新

日本人の訴える身体症状では腰痛が最も多いそうです。

80%の人が一生に一度は腰痛を訴えます。スポーツをする人もしない人も持っている腰痛ですが、どうして腰が痛くなるのでしょう。

腰の骨や椎間板は痛みを感じません。痛みを感じるのは骨の周りの筋肉や筋膜と骨や椎間板の変化で圧迫され刺激される神経です。筋肉が痛みの原因である場合、筋筋膜性腰痛(きんきんまくせいようつう)といいますが、ひどい時には、いわゆるぎっくり腰になります。筋筋膜性腰痛では前屈すると痛みがひどくなります。一方神経の痛みの場合は、足特にお尻とふくらはぎの裏にぴりぴり走る痛みが起こります。これが坐骨神経痛です。

テニスやゴルフのように決まった方向に身体のねじれを繰り返すと椎間板の変性が進みます。変性が進むと骨のバランスが崩れて周囲の筋肉に負担がかかり炎症が起こって腰痛になります。椎間板が弱くなると椎間板の一部が外へはみ出し、有名な腰椎椎間板ヘルニアになります。

※前屈してみて身体が硬い人は腰痛予備軍です。特に大腿のうらハムストリングスという筋肉群が硬い人ほど腰痛になりやすいので、ストレッチで大腿とハムストリングを柔らかくしましょう。腹筋背筋の強化も腰痛の予防に役立ちます。

投稿者: 元気堂

TEL:03-5245-8989 東京都江東区門前仲町1-7-11ワイアンドアイビル4F・5F 問い合わせ専用メール genkido8989@ybb.ne.jp 地下鉄東西線・大江戸線「門前仲町」駅3番出口1分
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